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容量の削減
「Cohesityは、Hyattのバックアップと復旧環境をシンプルにしてモダナイズするために必要な、完全なソリューションでした。Cohesityの単一プラットフォームをグローバルデータセンターで活用し、さらにスケーラブルなソリューションを追加していくことを楽しみにしています」
シニアストレージ兼仮想化エンジニア、Ted Stevens氏
Hyatt社
多数のブランドを擁する大企業は多くの場合、異なるIT環境を負担に感じています。世界的なホスピタリティ企業であるHyatt社は、世界各地にある数多くのロケーションで複数のレガシーIT製品を管理していました。効率化を目指すITチームが求めていたのは、複数のデータセンター間で質の高いデータレプリケーションとアジャイルな開発/テスト機能を保証する、柔軟なソリューションです。Hyatt社は、Cohesityのデータ管理プラットフォームが、最新のバックアップと復旧を行う完全でスケーラブルなソリューションだということを発見しました。これは、サードパーティのアプリケーションやパブリッククラウドとシームレスに連携し、効率化とコスト削減を実現するソリューションでした。
Hyatt社では、データを使用してゲスト体験の強化と事業運営を行っています。それにもかかわらず、Hyatt社のITチームは、米国中西部、西部、ヨーロッパのデータセンターを含め、より多くの情報を収集、処理、保存し続けている複雑なIT環境を管理していました。米国西部のデータセンターだけでも1.8PBのデータがあり、データは年間20%も増加していたのです。
コスト削減のため、Hyatt社はIBMのインフラストラクチャでミッションクリティカルなアプリケーションを実行しながら、Linuxにある自社環境の70%を仮想化しました。しかし、ITチームは仮想化したサーバーのバックアップに苦労しました。Hyatt社の既存のアーカイブソリューションでは仮想マシン (VM) を意図した通りにバックアップできないため、複数の手順を要し、サーバーの再起動や不要なダウンタイムの原因となっていました。そこで、Hyatt社は、新たなハードウェアを必要とせず、バックアップと復旧プロセス全体のモダナイズを支援する、エージェントレスなソリューションを探しました。
Hyatt社は多数のソリューションを評価した後、バックアップと復旧をモダナイズするだけでなく、災害復旧、事業継続、クラウド連携を簡単に実現できるソフトウェア定義のソリューションとして、Cohesityのデータ管理プラットフォームを選びました。Hyatt社には差し迫ったテクノロジー更新の期限がなく、バックアップインフラを更新することで得られる奨励金や厳しい期限もありませんでした。ただ、とにかく無数のレガシー製品を複数のロケーションにわたってシンプルなデータ管理を保証する最新のソリューションひとつに置換することが急務であることや、そのメリットは認識していました。
Hyatt社はまず、100TBを超えるデータと350以上のVMをバックアップしている中西部と西部にある3つのクラスターで、3つのデータセンターにわたるおよそ350TBのデータ容量でCohesityを導入しました。Cohesityは、Change Block Tracking (CBT) やネイティブスナップショットといったビルトインのテクノロジーを使ってVMware vCenterと完全に統合します。
Cohesityがバックアップと復旧ソリューション以上にはるかに大きな効果を発揮することに気付いた後、Hyatt社は開発とテスト効率の向上のために、ゼロコストクローンにもCohesityを活用し始めました。Cohesityを使うことで、Hyatt社はデータレプリケーションにかかる時間を数日から数分に短縮しました。また、中西部のロケーションで4:1の重複排除率を達成しています。
これまで、Hyatt社はRPO (目標復旧時点) とRTO (目標復旧時間) の計算に課題を抱えていました。以前の製品では、バックアップとリストアに何日もかかっていましたが、今ではCohesityを使って数分で完了します。Hyatt社はデータ保持に関するポリシーを確立した後、Cohesityのシンプルで直感的なインターフェイスを使ってこれを簡単に設定しています。さらに、Cohesityが特許取得済みのSnapTree™スナップショットテクノロジーのおかげで、VMの復旧やクローンも迅速です。CohesityではVMwareを意図した通りに使用できます。また、Cohesityのデータ管理プラットフォームの機能は仮想マシンディスク (VMDK) レベルでvCenterと直接連携し、エージェントレスバックアップを実現します。このため、クライアントのOSリソースとのやり取りや利用は一切ありません。これによりプロセスはより高速に、データはより保存しやすくなり、vCenterのフットプリントが非常に小さくなります。
Hyatt社は追加のデータをCohesityのプラットフォームへ移行するなど、他のユースケースや機能にもCohesityを活用することを検討しています。Hyatt社のシニアストレージ & 仮想化エンジニアであるTed Stevens氏は次のように話しています。「Cohesityとサードパーティアプリケーションとのネイティブな統合によって、データ管理環境全体が今後もシンプル化される見込みです。私たちはこれまで、バックアップや非構造化データをダークデータと考えていました。Cohesityは、大企業における大量データの断片化という課題を解決しながら、バックアップと非構造化データを活用し始めるためのインサイトが得られるまったく新たな世界を切り拓き、ビジネスにおける価値が得られるようにしてくれました」
「Hyatt社」という言葉は、ここではHyatt Hotels Corporationおよび/またはその関連会社を指しています。