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TOPPANエッジでは、サイバー攻撃や万一のシステム障害等に備えるべくデータ保護に力を注いでいます。しかし従来の環境では、個々の業務システムごとにバックアップシステムが構築されており、運用管理の煩雑化やコスト増大など様々な課題が生じていました。そこで同社では、こうした状況を解消すべくCohesity DataProtectによるセキュアプラットフォームを構築。
万一のシステム障害やマルウェア感染などに備えるべく、バックアップシステムを整備しています。しかし従来の環境は、システム面でも運用管理の面でも、多くの課題を抱えていました。
バックアップデータの保存先は、バックアップ専用ストレージやテープライブラリ装置、小規模NAS 装置と、種類の異なる複数の機器が混在。また、バックアップソフトウェアについても、ベンダーの異なる5 つの製品が導入されていました。
もう一つ大きな問題だったのが、バックアップの長時間化です。中には、バックアップ処理に20 時間以上掛かるようなケースもあり、すべてのデータを日次でバックアップすることが厳しくなっていました。
情報セキュリティの強化や業務データの確実な保護を目指す上では、こうした状況を一刻も早く改善する必要があります。そこで今回、分散したバックアップシステムを統合できるセキュアなデータ統合プラットフォームの構築に挑むこととなりました。
多数の仮想マシンを収容する大規模仮想化基盤をはじめ、多種多様なワークロードが稼働しています。これらを確実に、かつ迅速に保護すると共に、今後の増設にも余裕で対応できるだけのスケーラビリティが求められました。
これらの要件をすべて満たせるソリューションとして選ばれたのが、Cohesity DataProtect と「HPE ProLiant DL380 Gen10」を一体化したアプライアンス・ソリューションです。
セキュアなデータ統合プラットフォームを導入したことで、バックアップ/リストアにまつわる課題を効果的に解消できました。
ランサムウェアなどの脅威が深刻化する中、サイバーレジリエンスの強化が図れたことも、今回の取り組みの大きな成果といえます。